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がごめ昆布・とろろ昆布汁

大切に育てられた昆布

北海道の海は、昆布の風味を育む、滋養あふれる豊かな自然の恵みに満ちています。昆布の故郷は、この北海道の大自然にほかなりません。

深さ5〜7mの海中で光合成を行って成長する昆布は、長さ2mくらいのものから、大きいものでは長さが10m以上、幅60cm以上にもなります。1年目の昆布は成長を続けた後、一度は枯れてしまいます。しかし、残った根元の部分から再び成長を始め、さらに大きく、厚みのある味の良い昆布になります。この2年目の昆布が食用となり、出荷されることになるのです。
海の中のがごめ昆布の様子

漁師の経験と天候がかぎを握る昆布漁
旗持ちの合図で昆布漁へ出発 昆布漁において、漁師は常に長年の経験で、天候と潮の流れなどからポイントを判断し、手際よく仕事をします。
天日で干さなければならない昆布にとって、「昆布干し」は天候がかなり重要になってきます。そこで旗持ちと言われるリーダーが、合図を出します。天候に左右される昆布漁で、そのタイミングを長年の勘で正確に判断し、指示を出すのです。親方が空を見て、いける!となったら、ラッパ音の(サイレン)が鳴りわたり、いっせいに漁師が海へ船を出し、昆布漁が始まるのです。
昆布は、陸地に近いところに生えており、刈り取ってすぐに浜で干すタイミングが重要です。天気が悪いと、昆布の刈り取りができないこともあるため、北海道の夏の天気の悪い年は、昆布があっても取れない、ということがあります。最高の昆布を求めるため、漁師は常に天気のことを気にかけているのです。


 一斉に海へ繰り出す、昆布漁は圧巻  

旗持ちの合図を待つ
早朝からの採取開始にそなえ、漁師たちは午前3時くらいには起き出し、午前4時過ぎにはすでに漁場へと向かっていく。それぞれ場所で合図を待ち、旗持ちの合図でラッパの音(サイレン)が鳴ると、いっせいに昆布漁開始。
昆布の収穫


昆布漁の様子 短い夏の漁期に、どれだけ収穫できるかが勝負になる。
「マッカ」という、先が二股に割れた長い棹で昆布をねじり取り、船に勢いよく引き上げる。これはかなりの力仕事。わりと浅瀬で漁が行われるため、その様子が港や海岸からよく見えて壮観である。見る見るうちに船は昆布の山となる。漁が終わる昼頃には、いっせいに帰港し、浜が昆布に埋め尽くされる様子は圧巻だ。
昆布漁の様子 昆布漁の様子

上質の昆布はすべて手作業から生まれる
 上質で深い味わいが引き出された昆布には、採取から商品になるまで、人の手による絶え間ない気配りがある。とれた昆布は、表面についた汚れや藻をきれいに洗い落とし、玉砂利を敷いた浜辺(乾場)で一枚一枚天日干しをする。夜は湿気を吸ってしまうため、夕方には取りまとめて番屋にしまう。これらの作業は、旨味を逃さないよう手早く行う必要があり、家族総出でしなければ追いつかない。
 天候を見ながら干す・しまうを2日くらい繰り返し、均一に乾燥を進めていく。旨味をぐんと引き出すには欠かせない行程である。
 最後に経験を積んだ漁師の目利きで等級分けし、選りすぐりの昆布が出来上がる。惜しみない手仕事は、単純に金額だけでは、はかれない価値のある伝統的な仕事。
収穫された昆布

昆布干しの様子 昆布干しの様子 昆布干しの様子

がごめ昆布干しの様子


がごめ昆布干しの様子
▲玉砂利を敷き詰めた上に並べ、昆布に砂がつくのを防ぐ。


 
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