ハム・ソーセージのできるまで

1.解体・選別

衛生的な食肉センターで解体された豚肉は、ロース、もも、ばらなどに分けられ、その後、ハム用、ソーセージ用などの用途別に選別処理されます。

2.漬け込み(キュアリング)

塩に微量の発色剤を混合した塩漬剤(えんせきざい)を肉に加え、2〜5℃の冷蔵庫でソーセージは3日〜1週間、大きなハムは3週間以上漬け込みます。

3.配合

肉本来のうまみを出すため、ごくわずかな発色剤以外、使用しません。

4.充てん

配合・調味された肉は、羊や豚の腸などの天然腸や各種ケーシングに詰められ、形を整えてくん煙・加熱しやすいようにします。

5.くん煙・加熱
充てんの終わった製品は、加熱・殺菌を行ない食べられる状態にします。くん煙の目的は日持ちを良くし、肉の臭みを消して好ましい風味を与えます。

6.冷却
くん煙・加熱が終わったら、今度は冷蔵庫で急速に冷却します。こうすることによって生き残った細菌が再び増殖することを抑えます。

7.包装・保管・検査・出荷

製品作りの最終工程。殺菌の終わった製品に、また菌が付かない様に包装します。さらにもう一度品質・衛生面のチェックを行なった後、販売店へ低温配送されます。

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